せみのこえ


仙台の夏は7月で終わったような雨続きでしたが少しだけでも夏気分を味わいたくて介護タクシーで出かけました。その日は何十日ぶりかの朝から快晴で、昼にトイレを終了後、迎えの車に乗って南下しました。市を二つ越えて昭和いっぱいの町に入り、線路沿いを走り踏切を越えて通り過ぎてしまいそうな横道に入ると整備された坂道が上へ上へと登って行くと広い駐車場に着きました。ドアを開けると待っていたかのように車の中がせみのこえでいっぱいになって、降りると歓迎(?)の大合唱です。
広い駐車場には車が2台しか停まって居らず、夏休みの宿題に飽きた中坊が5~6人ふざけあっているだけでした。徒歩でさらに登れば展望台に行けると言うのですが今回は街並みを眺めるのが目的ではないし暑い中さらに汗をかきたくないので、来た道を50メートルほど降って年代物の桜に囲まれた公園を横切って街並みが少し見えて眼下を東北本線が通る桜の樹の下に陣取って持参の缶ビールを開けて、せみのこえに聞き入りながらビールを空ける。アブラゼミにミンミンゼミ声を限りに鳴いているその中に混じってツクツクボウシも負けていない、夏の終わりを告げに来るツクツク法師に少しビールも苦くなりました。
帰り道の所要時間も一時間30分車椅子で背もたれに寄りかかったままの姿勢では、途中に休憩を入れても腰肩首への負担で就寝時には湿布だらけになりました。
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寒さの夏


明け方まで降っていた雨が上がり、わたしが起きた時には薄く日差しが差してきました。どうやら今日は久々の天気になりそうで散歩が出来るかと思ったのですが、うまくいかないものですね。昨夜の寝不足が悪かったのか目がチラチラし出して10分もしないうちに視野全体が見えなくなりました。これは珍しい病気のようでわたしと同じ症状になるという人と出会ったのは一人だけです。自分ではストレスが多いに関係していると思っています。対応策としては目を冷やして一眠りすれば回復する。のでしたがそれは若い時のことで地域に出てきてからはほとんど出なくなっていてたまに出た時には目薬をして数分間目をつぶっていれば治っていたのですが、歳をとりすぎたのか一日中テレビを見ているせいか頻繁に出るようになりました。ので今日の散歩は諦めましたが次に晴れるのはいつになりますかねぇ……?
仙台は27日間も連続で雨が降っているとか?わたしの散歩道の三か所のひまわりはまだ咲きません。そういえば今年は入道雲も見なかったままもう秋です。

夏祭り


もう二週間もお天道さんを見ていません。この夏は列島軒並み雨模様で祭りどころではないのでしょう……ね。仙台の七夕も一部中止になりましたとか?仙台七夕に雨はつきものですが今年は三日間雨に祟られました。私の居る町内会の祭りも花火無しの盛り上がりのないまま終わりました。こんな夏ですがわたしには一つだけ嬉しいことがありました?二十数年前地区介の会報「雲霞」に50ccで登場して以来、学業に朝の早いバイトをしつつ介護を続け就職で仙台を離れてからも今日までずっと地区介の活動を支援してくれている人が急に訪ねてくれました。彼女は山形に行く途中仙台に寄り地区介の「障メンバー」の元気な顔を見たかったのですが他のメンバーとはなかなか連絡が付かずわたしは一日中家に居るので…ということでした。このところメンバーは怪我や病気などで本来の調子では無いのでそれを案じての心配りでした。安心してください、昔ほどではないにしろ皆んな元気です。花火も湿りがちな夏ですが今度納涼会で暑気払いと湿気払いを一緒にやって元気な声を「雲霞」誌上に載せてお届けします。(彼らは連載してるので…(笑))。

皀莢虫

わたしが子供だった頃、パンツや晒しを巻いて川で泳いでいました。すると川底の石についた苔などで汚れてしまいます、そんな時皀莢の実をもぎ石で潰してその汁で洗うとすぐにきれいになりました。洗濯物は熱い石の上に広げておけば30分くらいで乾くのでそれまでの間、近くのさいかち(皀莢)の木に登ってカブトムシを捕まえて遊んでいました。カブトムシなどあまり気にもとめない存在でしたが狙いは大きくて赤みがかったオスで光沢が黒よりもカッコ良かったのです。さいかちの木は川の方にせり出していてすべり台を逆から上がるように登れるのでした。
今日、梅雨明けが宣言されました。やっと夏本番ですがわたしにはもう秋口のような季節感です。仙台の七夕には立秋です。熱いのは大変ですが暑い夏は祭りに花火に夕涼み、やることがいっぱいあって好きです。東北の夏は一瞬です味わい損ねないようにしましょうね?
因みに「皀莢虫ーさいかちむし」とはカブトムシのことです。