同級会

小中学校の時の案内が届いた。何人かの50年前の顔が眼に浮かぶ田舎で会ったのなら面影を辿って旧友にたどり着くかも知れないが街ですれ違っただけでは通りすがりの一人だろうと思う、過疎化の進む故郷に残り50年頑張ってきたのだろうそんな幹事からの丁寧な案内状に欠席の理由にご苦労さんの言葉を添えて返事を出そうと思っていたら小学の時から今だに年賀状程度の連絡をとっている竹馬の友から「行くのか?」と電話が入った。幼馴染というものは不思議なもので話し始めた途端に中学生に戻る。ひとしきり昔話や近況の話のあと体が動けず参加できないのでみんなに宜しく言ってくれるように頼んだ。すると数日後幹事から電話が来て強く誘われたが申し訳ないと断った。大人と子どもとの狭間で憧れたり、胸をときめかしたり理由もなく生意気だったり反抗したり、水はひたすらに清く山々は目に痛いほど青かった。現在自分は歳をとり元気だらけだった彼等も昔の話をよく繰り返す大人になっているだろう。懐かしくないわけはないが自分の年月と同じに子どもの頃に遊んだ山も川も年月を重ねて老けているだろう…うらぶれてはいないが私には故郷は遠くにありて思うものになった。
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