ふるさとへ

言い出しっぺのおぢさんのちゃんと雨風をしのげるのかどうかの不安を抱えて車は進む。言いわけをするわけではないが今回の旅は宿を確保できず温泉も何もない旅なのでせめて晩飯は特別に美味い物を食べてとりあえず格好をつけたかったので気仙沼の市場的なところで新鮮な魚介類を買って、遠くから来てくれたOB諸君をもてなそうと前日の夜から相談を持ちかけていたのですが耳を貸してもらえませんでした。市場どころか道の駅もコースに入って無く夕食に何を食べたいかも考えていない始末でやむなく途中で魚市場という所に寄ってみましたが夕方だったせいか品数がほとんどなくおぢさんの思惑は手のつけようがないほど追い込まれてしまいましたがそれを知ってか知らずか若者たちは途中のスーパーに寄りましょうと車に乗った。「田舎をなめている」と思ったが自分も多少なめていたようです。幾つかの田舎町を通り過ぎたがスーパーらしきものはないのでとりあえずコンビニで今夜の寝床を準備してくれているトナリのシンジ君へのお菓子を買った。トイレをすませてまた走り出したがどんどん田舎に突き進んで人家もまばらになってもうおぢさんの思惑は完全に崩壊してしまった。岩手から宮城へR346を走る。いつも歩いた道ですが10年振りくらいでさらに逆行しているので集落に入る道を見落とすところでしたがすこし通り過ぎたところで気がついて山道みたいな道路をゆっくり入っていった。自分が子供の頃に遊んだ山川は面影もなく川底は上がり草が生えている。なんだか今夜の酒の味が思いやられるようなふるさとの夕暮れでした……。
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