とんぼ


秋の長雨と言いますがまた今日も雨です。蝉の声を聞くことなく秋になりました。今年はとんぼもあまり見ることがなく、赤とんぼとはまだ一度も出会っていません。私は昆虫にさほど興味はありませんがとんぼだけは別もんです。子供の頃、稲刈りの今頃は空一面に飛び交っていてまた暖かい欄干の上では一列に並んで体を温めていました。とんぼがススキなどに止まっている時尻尾を立てているのは陽光を多く浴びて体を温めているのだそうです。童謡をはじめ多くの歌に歌われたり言葉や道具にも使われていますよ、例えば地面を慣らすのに使われるトンボ、竹トンボにめがね。極楽とんぼにトンボを切るとかとんぼがえりなど、とんぼは止まっているところを追い払ってもまたすぐに同じ場所に戻って来るのでその習性を利用してオニヤンマを捕まえたりしていました。オニヤンマに噛まれると結構痛いんですよ(笑)。私がとんぼに惹かれるのは彼等は昆虫にあるまじき人懐っこさを持っているからです。だって人差し指を立てれば止まってくれるし、回せば目をまわすまで付き合ってくれる。頭や肩に警戒心が微塵も無く止まるのはとんぼだけです。
高く澄んだ秋空を、郷愁誘う茜雲の下をス〜イス~イと気楽に飛んでいるような蜻蛉になぜか子供の頃を思い出すのです。
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